くらし情報『アイシン精機、開発の標準プラットフォームにVolcano VSxツール群を採用』

2015年4月22日 18:56

アイシン精機、開発の標準プラットフォームにVolcano VSxツール群を採用

アイシン精機、開発の標準プラットフォームにVolcano VSxツール群を採用
メンター・グラフィックス・コーポレーション(メンター・グラフィックス)は4月22日、アイシン精機(アイシン)およびそのグループ会社が、AUTOSAR(AUTomotive Open System ARchitecture)ベースの設計プロセスへの対応に向けてメンター・グラフィックスのVolcano VSx(Volcano)設計ツール群を標準プラットフォームとして採用したと発表した。

AUTOSARは、自動車OEM、サプライヤ、ツールベンダが共同策定した車載ソフトウェアアーキテクチャのオープンな標準規格で、電子制御ユニット(ECU)設計の世界標準として採用が進んでいる。同規格を採用することで、自動車エンジニアとECUサプライヤの両者による標準インタフェースを介したソフトウェアのモジュール性とスケーラビリティを実現し、設計複雑性への対応能力を高め、ECU設計資産の再利用性と可搬性の向上が可能になるとされる。

採用されたVolcanoは、CAN、LIN、Ethernet、FlexRayなど複数の多重化した通信ネットワークに基づいたシステム/ネットワーク設計、仮想検証、テスト、車載システム用の組込みソフトウェア開発を可能にするツールスイート。

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