くらし情報『モデルケースから学ぶ、PoEネットワークスイッチの使いどころ (1) 概要編』

モデルケースから学ぶ、PoEネットワークスイッチの使いどころ (1) 概要編

PoEで電力を供給する機器を給電機器(PSE : Power Sourcing Equipment)と呼び、PoE対応スイッチが給電機器となる。そして、無線AP、IPカメラ、IP電話など電力の供給を受ける機器は受電機器(PD : Powered Device)だ。PSEとPD間の給電の仕様はClassに分かれている。

表 1 PoE給電仕様

PSEとPDを接続すると、自動的にPoEに対応しているかを検出する。PoEに対応していればClassを決定して、PSEからPDへ電力を供給する。LANケーブルは、8本の銅線を2本ずつより合わせて4対としている。10BASE-Tや100BASE-TXはそのうちの2対でデータ用の信号を送受信する。PoEの電力の供給は、データ用の信号と同じ銅線のペアで行うTypeAと、データ用に利用していない銅線のペアで行うTypeBの2種類ある。
PDでは、TypeAとTypeBのどちらもサポートしている必要がある。つまり、PDはPSE側で対応している方式で受電できるようにしている。

○NETGEAR PoEスイッチ

NETGEAR社は、小規模な環境から中規模向けのネットワーク機器やストレージ機器を手がけている。

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