異国情緒漂う味なこけし! メキシコ感たっぷりな「メキシこけし」が勢ぞろい
メキシコ観光局は6月14日まで、同局職員でもあるCHIDO PROJECTの志田朝美氏により始動した東北民芸とメキシコ民芸のコラボレーション企画展「MEXIKOKESHI~メキシコ×こけし=メキシこけし~」を津軽こけし館(青森県黒石市)にて開催している。
「メキシこけし」とは、メキシコの山岳地帯の先住民ウィチョール族のビーズ職人や、オアハカ州サポテカ族の木彫り工芸「アレブリヘ」の職人等が普段手掛けている手工芸品づくりの技法を活かしてこけしの木地に絵付けをしたこけしのこと。また、東北のこけし工人がメキシコをイメージして制作したこけしも、「メキシこけし」として展開している。「メキシこけし」プロジェクトは、2011年3月に起きた東日本大震災からの1日でも早い復興を願い、同年冬に、志田氏により始動した。
同展は仙台、京都での実施に続き、4月11日より青森で展開している。こけしの木地にメキシコの手工芸職人が絵付けを施した「メキシこけし」を約40点、そして、東北のこけし工人がメキシコをイメージして手がけた「メキシこけし」を約20点展示している。場所は津軽こけし館1階で、入場料は大人320円、高校生270円、小中学生160円となっている。