2015年5月8日 12:00
OpenSSHの接続を高速化するマルチプレクサ設定
WebアプリケーションやWebサービスの開発は、サーバにOpenSSHを用いてログインして行うケースが多い。複数のターミナルアプリケーションを使ってエディタによる編集、ログチェック、モニタリング、ソフトウェア制御などを個別に実施することもある。
こうした使い方をする場合に便利なOpenSSHの機能に「ControlMaster」と呼ばれるものがある。これは、ホストへの接続を単一のTCPコネクションに集約するもので、2回目以降の接続では最初に接続したTCPコネクションを再利用する。単一のTCPコネクションで複数のSSHコネクションを実現するというマルチプレクサ設定になっている。
nixCraftに掲載された記事「Linux/Unix: OpenSSH Multiplexer To Speed Up OpenSSH Connections」において、この機能の動作と設定方法が簡潔にまとめられている。
記事によると、~/.ssh/configにControlMaster、ControlPath、ControlPersistの設定を追加するだけでよいという。この機能を有効にすると、2度目以降の接続が体感できるほど高速になる。
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