2015年5月21日 12:00
キャリアななめ斬り! (59) 売れないものには理由がある
たまに買い物に訪れる雑貨店での話。
最近持ち歩かねばならないカード類が増えたので、この日はカードが多く入る新しい二つ折りのサイフを買いたいと思っていた。
○店員さんはなぜ別の商品をすすめたのか?
今回はとにかくカードが入れられる枚数がポイントだった。メーカーや材質などにはこだわらず予算内でなるべく多くのカードが収納できればよいと思い店内を探した。
30分ほど探し回ったところ16枚入るサイフがあった。値段もお手頃だったので、これを買おうと思い店員さんを呼んできてもらった。
私:これください
店員:カードが多く入るお財布をお探しですか?
私:はい。最近持ち歩く枚数が増えて。
別々に分けるのも面倒なので。
店員:例えば12枚でよろしければ、こんなのもありますよ。お値段も少しお安めです。こちらよく売れていますよ。
私:ありがとうございます。でも今回はカードの枚数が多く入らないと買い換える意味がないんです。今使っているのも10枚は入るので。
店員:そうでしたか。
失礼しました。では在庫を確認して参ります。
こんな感じで会話は進んだ。結局、私は当初の品を手にした。それから2週間ほど経った。
今思うと、あの時、なぜ店員さんはあえて安くてカードの収納枚数の少ないサイフをわざわざ私に薦めたのだろう? なぜそのように私が思ったかというと、私が買った商品はカードの収納力は十分なのだが、とにかく使いにくかった。