くらし情報『日本でランサムウェア被害が増加中 - JPCERT/CCが注意を呼びかけ』

2015年5月26日 12:22

日本でランサムウェア被害が増加中 - JPCERT/CCが注意を呼びかけ

日本でランサムウェア被害が増加中 - JPCERT/CCが注意を呼びかけ
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は26日、国内でのランサムウェア感染が増加していることに関して、注意を呼びかけた。

ランサムウェアはマルウェア(悪意あるプログラム)の一種で、感染した端末内のデータを勝手に暗号化し、元に戻すには金銭が必要とユーザーに要求する。これまでは諸外国で多数の被害が確認されていたが、最近は日本国内でも感染事例が急増中だ。ランサムウェアに感染し、犯人に対して仮に金銭を支払っても、暗号化されたデータが元に戻るとは限らない。

JPCERT/CCによると、攻撃者は何らかの方法を用いてターゲットにしたWebサイトを改ざんし、アクセスしてきたユーザーを別の攻撃用サイトへと誘導。そこには攻撃用のツールキットが仕込まれており、ユーザーのPCに存在する脆弱性を狙ってランサムウェアを感染させようとする。JPCERT/CCの調査では、以下の脆弱性が攻撃に使われていることを確認した。

CVE-2015-0313 (Adobe Flash Player)
CVE-2014-6332 (MS14-064)

なお、ユーザーの環境によっては、攻撃に悪用される脆弱性が異なる可能性がある。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.