くらし情報『どこでもサイエンス (51) 冥王星まめちしき10連発(ビフォー編)』

2015年5月27日 10:00

どこでもサイエンス (51) 冥王星まめちしき10連発(ビフォー編)

どこでもサイエンス (51) 冥王星まめちしき10連発(ビフォー編)
2015年7月16日。史上初の冥王星(めいおうせい)探査機ニューホライズンズが、冥王星に接近、横を通り抜けます。地球の5分の1しかなく、太陽の40倍も遠くにあるこの小さな天体の素顔が、明かになる瞬間でございます。それに先立ちまして、いままでに分かっている冥王星のあれこれを、サクっとチェックしておきましょー。

○1. 冥王星が発見されたのは20世紀の1930年。米国が初めて発見した「惑星」

発見したのは、米国のクライド・トンボーさん。米国アリゾナ州にある「私設」研究所であるローウェル天文台のスタッフでした。米国が「惑星」を発見したのは初めて。
米国民はお祭り騒ぎになったそうでございます。また、天文台の創設者パーシバル・ローウェル(Percival Lowell:この時には故人)の夢をかなえた発見でもありました。

ちなみに、古代から知られていた5惑星に加え、天王星は18世紀に英国が、海王星は19世紀に英仏の科学者が予測してドイツがそれぞれ発見していました。また、最初の小惑星ケレスは19世紀にイタリアが発見しています。20世紀の大国米国のプライドをくすぐる発見だったのですねー。

○2. オリジナル名の「プルート(Plute)」

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