2015年6月8日 10:00
仕事中にノンアルコールビールを飲む法律事務所とは?
「仕事中にノンアルコールビールを飲んでいる法律事務所がある」。どうやら福利厚生の一環らしいが、なぜノンアルコールビールを支給しているのだろうか。それを確かめるべく、同施策を行っている都内の“法律事務所テオリア“を訪ねた。話を伺ったのは、法律事務所テオリアの弁護士 松村龍一氏ほか3名。
会議室に通されると、すでにテーブルの上に人数分のノンアルコールビールが。取材開始とともにカシュッとプルタブを開ける音が会議室に響く。一瞬、目を疑ってしまうような光景だが、この施策は今年のゴールデンウィークに始まったものだという。
きっかけは、「暑くなってきたので温かい飲み物から冷たい飲み物に変えたい」というシンプルなもの。
なぜ、麦茶やコーヒー、アイスティーではなかったのかだろうか。すると「我々が飲みたかったからです」、とノンアルコールビールの缶を片手に松村氏は笑顔で答えた。
事務所内の半数がノンアルコールビールを飲んでいるとのことだが、あえてノンアルコールビールを選んだというわけではない。
「スカッとのどごしのいいものが飲みたい時に、炭酸水以外の選択肢が加わっただけ」とのこと。お茶やコーヒー、麦茶だけでは飽きるので、いい気分転換にもなるのだそうだ。