2015年6月12日 09:23
元日本代表も太鼓判!サッカー界で注目を集める"勝つためのビッグデータ活用" - Japan IT Week -
○Jリーグに導入されたトラッキングシステムのメリット
東京ビッグサイトで5月13日~15日まで、日本最大級のIT専門展「Japan IT Week 春」が開催された。今回は12の専門展を併催しており、「クラウド コンピューティング EXPO 春」にはパブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」で3,500件以上もの導入実績を持つニフティが出展。パートナー企業を招き、1日あたり10回以上ものブース内セミナーを開催していた。その中から、ディーネット 営業本部 萱野大輔氏が登壇した「サッカーの戦略とビッグデータ」を紹介しよう。
萱野氏はまず、サッカー界におけるIT活用の実例について紹介した。Jリーグでは2015年から、トラッキングシステムを採用している。これは、6台の専用カメラでピッチ全体を撮影し、選手/ボール/審判の動きをリアルタイムに追尾・データ化できるというもの。
データをアニメーション化してファン向けのエンタテインメントサービスに利用するだけでなく、チーム強化の観点で積極的に活用していく動きがある。
データを見ると、試合中にトータルで何キロ走ったかを示す「トラッキングデータ走行距離」