くらし情報『男性が長時間労働だと「夫が外で働き、妻は家庭を守る」意識が強くなる』

2015年6月19日 16:32

男性が長時間労働だと「夫が外で働き、妻は家庭を守る」意識が強くなる

男性が長時間労働だと「夫が外で働き、妻は家庭を守る」意識が強くなる
内閣府は6月19日、2015年版「男女共同参画白書」を閣議決定し、公表した。男女共同参画社会について、2014年の状況や促進に関する施策、2015年に講じようとしている施策を紹介している。

○性別役割分担意識が強い地域では、女性の有業率が低い

同白書によると、「自分の家庭の理想は、夫が外で働き、妻は家庭を守る』ことだ」という考え方を肯定する人が多い都道府県では、男性の長時間労働者の割合が高く、女性の有業率が低い傾向が見られるという。

「男性の長時間労働は東京圏や大阪圏などに多い」「女性の有業率は北陸地方で高い」「男性の長時間労働が多い地域では女性の有業率が低い」といった傾向もあるとのこと。

さらに、「女性がその希望に応じた就業を実現できるようにするためには、同時に男性の家事や育児への参画意識を高め、男性の長時間労働の是正を図ることが重要と考えられる」とまとめている。

○子育てするために必要だったことは?

また「女性活躍意識調査」によると、1人以上の子供を欲しいと思っている人は9割以上。一方で、理想の子供数が1人以上である人のうち現実の子供数が理想を下回る人の割合は、全都道府県平均で62.3%となっている。

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