くらし情報『山田祥平のニュース羅針盤 (49) パナソニックの電子マネー端末が100万台、市場倍増を見据え何が起こる?』

2015年6月22日 15:50

山田祥平のニュース羅針盤 (49) パナソニックの電子マネー端末が100万台、市場倍増を見据え何が起こる?

山田祥平のニュース羅針盤 (49) パナソニックの電子マネー端末が100万台、市場倍増を見据え何が起こる?
パナソニックが「電子マネー対応非接触ICカードリーダーライター」の販売累計100万台達成を発表した。2003年9月に販売を開始、15年5月までの11年8カ月で達成したという。

その国内製造拠点は佐賀県・鳥栖にあり、大阪府・守口市と横浜市にに開発拠点を持つ。これらの体制で、いわゆるキャッシュレスインフラの普及拡大に貢献してきた。

「電子マネー対応非接触ICカードリーダーライター」というのは、いわゆる店舗などでSuicaやEdyなどの電子マネーでの決済をするためのデバイスだ。おそらくは誰もが毎日のように目にして利用しているものだといえる。2003年のSuica専用機である第一世代から始まり、2007年のnanako、WAONサービスに対応した第二世代、そして、現在はNFCに対応した第三世代の製品群が販売されている。

製造に取り組む佐賀県・鳥栖の工場は「よろず屋稼業」と呼ばれる拠点。
パナソニックにおける小ロットの製品を一手に引き受ける。生産製品の半分は年間に3回しか作らず、生産ロット100台以下というものが7割を占める。そのため、日本全国から特定分野におけるスキルを持った社員が集結し、さまざまなノウハウが入り交じった拠点として機能している。

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