2015年7月6日 14:35
JAXA筑波宇宙センターの展示館「スペースドーム」がリニューアル
●星出宇宙飛行士も「まるで本物」と太鼓判
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2015年6月23日、筑波宇宙センター(茨城県つくば市)にある展示館「スペースドーム」をリニューアルした。
スペースドームはJAXAで開発された人工衛星の試験モデルや、実物のロケット・エンジンなどが多数展示されており、宇宙ファンのみならず、家族連れや修学旅行生などでも賑わう人気のスポットだ。今回、開館から5周年を迎えたのに合わせ、展示物などが追加され、新たに生まれ変わることになった。
今回は、オープン前日の6月22日に行われた内覧会の様子を、写真を交えてお伝えしたい。
○スペースドーム
スペースドームは2010年にオープンし、実物のロケット・エンジンをはじめ、人工衛星や宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)の試験モデルなど、数多くの展示物が公開されており、現在までに約140万人もの来場者が訪れている人気の高いスポットだ。
またオープン前日の22日には、報道関係者や日本宇宙少年団(YAC)の子供たちを招いての内覧会が行われた。
筑波宇宙センターの今井良一所長は挨拶の中で「今年4月に、JAXAは国立研究開発法人になりました。