2015年7月22日 10:34
Microsoft、4-6月期決算は32億ドルの赤字、携帯事業のリストラ費用が重し
米Microsoftが7月21日(現地時間)に発表した2015年度第4四半期 (4月-6月)決算は、31億9500万ドルの赤字だった。PC需要の低迷に加えて、携帯ハードウエア事業のリストラ費用(7億8000万ドル)とNokia Devices and Services(NDS)買収に関連する減損費用(75億ドル)が重しになった。売上高は221億8000万ドルで前年同期比5%減だった。
デバイス&コンシューマ (D&C)
D&C部門の売上高は87億ドルで前年同期比13%減だった。
D&Cライセンシングは売上高32億3000万ドルで34%減。Windows XPのサポート終了に伴う買い替え需要が収まり、反動減でWindows OEM Proの売上が21%減と落ち込み、またWindows OEM non-ProもWindows 10リリースに向けた在庫調整で27%減だった。
コンピューティング&ゲーミング・ハードウエアは売上高19億3000万ドルで44%増。「Surface Pro 3」が好調を維持し、「Surface 3」の立ち上がりも順調で、Surfaceの売上高は117%増の8億8800万ドルだった。