くらし情報『その目の違和感、本当に老化? 中高年に多い病気「加齢黄斑変性」とは』

2015年7月30日 09:00

その目の違和感、本当に老化? 中高年に多い病気「加齢黄斑変性」とは

その目の違和感、本当に老化? 中高年に多い病気「加齢黄斑変性」とは
バイエル薬品はこのほど、メディア向けのセミナー「加齢黄斑変性の最新情報 ~子・孫世代(20代~40代)の親や祖父母の目の健康に関する意識調査結果とともに~」を開催。東京女子医科大学 眼科学教室の教授・飯田知弘氏が、50代以上で年々増加している目の病気「加齢黄斑変性」に関する最新情報について講演した。

○加齢黄斑変性とは

「黄斑」とは、眼球の視力・色覚の機能において一番よい場所のことで、視界の中心部分はこの場所で見ている。「加齢黄斑変性」は、この黄斑と呼ばれる部分が加齢によって異常をきたし、視界がゆがんたり、視界の中心が見えなくなったりしてしまう疾患のことで、近年、50代以上の世代で年々増加傾向にある。最新の学会報告によれば、50代以上の約60人に1人の割合で疾患が見られるという。

発症の要因としては加齢や酸化ストレス、喫煙、虚血、動脈硬化、高血圧、遺伝的な要因など複数挙げられる。飯田教授は「遺伝だけなど、ひとつの要因で発症するものではない。これらの要因が複数重なった場合に発症すると考えられています」と、複合的な要因で発症につながると話す。


発症の自己チェック方法として、「アムスラーチャート」

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