くらし情報『東京都・渋谷で、名画がモチーフの立体を独自の技法で平面化する作家の個展』

2015年8月6日 09:46

東京都・渋谷で、名画がモチーフの立体を独自の技法で平面化する作家の個展

東京都・渋谷で、名画がモチーフの立体を独自の技法で平面化する作家の個展
東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、名画をモチーフとし石膏で作った立体を独自の技法で平面にする作家の個展「山田純嗣展 ―絵画をめぐって―」を開催する。会期は8月19日~8月31日。開場時間は10:00~19:30。入場無料。

同展は、日月山水図屏風をモチーフとした未発表の作品や、モネの睡蓮をモチーフとした穏やかな色調が美しい連作など、山田純嗣の新作、近作を中心に展示・販売するもの。山田氏の作品は、名画をモチーフとし石膏で作った立体を、さらにインタリオ・オン・フォトという独自の技法で平面にすることにより完成されている。この技法は、プリントした写真にトレーシングペーパーを重ねドローイングし、PCにスキャン。転写紙を銅版に重ね転写後、腐食・エッチングを重ねて版を作成するというもので、その一つ一つの工程が画面の中で重なり合って見え、絵画と自らの立ち位置・視点を次々に転換する運動を誘発するということだ。
また、会場ではインスタレーションも行い、空間全体で魅力を感じることができる構成となっている。

また、関連企画として、写真・版画・ドローイングなど様々な技法を組み合わせる「インタリオ・オン・フォト」

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