くらし情報『三菱電機、左右別々に風を送るルームエアコン - 50年ぶりに一新』

2015年8月25日 16:45

三菱電機、左右別々に風を送るルームエアコン - 50年ぶりに一新

三菱電機、左右別々に風を送るルームエアコン - 50年ぶりに一新
三菱電機は8月25日、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新シリーズとして、「FZシリーズ」を発表した。発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は冷房定格能力によって異なり、税別328,000円前後~458,000円前後だ。

FZシリーズは、左右独立で駆動する「パーソナルツインフロー」を搭載するルームエアコン。従来のラインフローファン(円筒状のファン)からプロペラファンを用いるなど室内機の構造を一新した。送風効率を向上させる静翼部(動かない羽根部分)を持つファンを左右に2つ配置することで、左右独立して風を送れる。風量を左右でそれぞれ制御することで、同じ部屋内で最大約3℃の温度差を作り出せるという(暖房時、左右の床温度)。

赤外線センサー「ムーブアイ極」はさらに進化。
左右方向の解像度を従来の約4倍に向上させ、よりきめ細かく温度変化を測る。ムーブアイ極はそれぞれの人の手先や足先の温度をセンシングし、その人が暑いと感じているのか寒いと感じているのかを判断。パーソナルツインフローで左右に異なる風量の風を送ることで、それぞれの人に合わせた温度の空間を作り出すとしている。

プロペラファンを採用したことで、熱交換器の配置も変更した。

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