2015年9月4日 13:43
Windows 10 Insider Previewを試す(第30回) - 「Cortanaさん」を1週間試してみた
前回も述べたようにWindows 10 Insider Previewビルド10532は、日本語版Cortanaが新たに加わっている。Cortanaは単なる音声認識システムとしてだけではなく、情報検索や個人のスケジュール管理などパーソナルアシスタントとして活躍する予定の注目株だ。
そもそもCortanaは使用結果を機械学習し、その結果を基に自己能力を高めていく。そのためリリースしたばかりのCortanaをAppleのSiriやGoogleの音声認識システムと比較するのは公平ではないだろう。そこで今回はCortanaのみに焦点を当て、Windowsの未来を担えるか検証する。
○まだまだ頼りない部分もあるが今後に期待
冒頭から関係ない話で恐縮だが、筆者はビルド10532の登場に合わせてメインPCをInsider Previewに切り替えた。現在はデスクトップPCに4枚のディスプレイを接続し、内半分を縦置きに並べてWebブラウザーやテキストエディターを開いている。
この様な変形レイアウトのせいか、インプレースアップグレード時はディスプレイレイアウトがリセットされてしまう。
そのたびに再調整するのを疎んでいたのと同時に、仕事に使うPCをInsider Previewに切り替えてよいか決断しあぐねていたが、当初からInsider Previewの検証に用いていたサブマシン(Surface Pro)