2015年9月11日 13:19
東京都・代官山で元獣医師の"細胞アーティスト"による切り絵を展示
東京都・代官山の「ギャラリー懐美館(なつみかん)代官山」にて、元獣医師の細胞アーティスト・Oumaの個展「世界を変える意志」が開催されている。会期は9月13日まで。開場時間は11:00~19:00(最終日は18:00まで)。
同展は、細胞アーティスト・Oumaによる、大型の切り絵を含むインスタレーション作品展。 展示作品の切り絵は、 手術用メスのメーカー「FEATHER」製の精密ナイフなどを使用して制作されている。同氏の作品全体のテーマは「生命」「生きていること」で、以前に展示した作品を分解・再構築して新作にしたものや、端材をアップサイクルした作品により「生命の循環」を表現。そのほか、同展では日々、 展示品の設置方法を変えることで「生きる展示」としての表現を目指している。
また、 カラフルな布が雨のように降る作品「The WorldIII(2015)」では、 つるされた布を、鑑賞者が好きな色の布と付け替えることができる。
そのほか、バネ端材を糸状につるした「不完全性(2015)」などを展示する。
なお、Oumaは、東京都出身で元獣医師の「細胞アーティスト」。 浅草の家賃0円クリエイターズシェアハウス「TOLABL」