2021年9月22日 07:00
上白石萌音、悩ながら日々成長「ネガティブは悪いことじゃない」 朝ドラも語る「一生の財産に」
●「悩んでいる自分も自分なのかな」 両親の教えも大切に
女優・歌手・声優として幅広く活躍し、謙虚な姿勢や思いやりのある人柄で多くの人から愛されている上白石萌音。初の書き下ろしエッセイ集『いろいろ』(NHK出版/9月25日発売)では、ありのままの思いがつづられており、人となりや生き方に触れることができる。上白石自身も、同書で自分と向き合ったことで気づけたことがあるという。本人にインタビューし、多くの人を魅了する人柄に迫るとともに、戸惑いもあったというブレイクへの本音や、「一生の財産になった」という朝ドラの撮影で得たものなど、さまざまな話を聞いた。
エッセイ集に初挑戦し、「生みの苦しみを存分に味わいました」という上白石。「普段のお仕事は、書いていただいた言葉を発したり、作っていただいた詩を歌ったり、あまり自分で0から生み出すことがなくて、文章を書くってこんなに難しいんだなと。本が好きでいっぱい読んできたからこそ身に染みて感じました」と語る。
自分と向き合ったことで気づいたことも。
「思っていたより自分ってすごく面倒くさい人だなと思いました(笑)。また、この人について書きたいという人がたくさん浮かび、人に支えられて生きてきたんだなと改めて感じました」。