私たちの結婚相談所に登録されている会員から「恋愛と婚活の違い」についてよく尋ねられます。「異性を愛する」ということに関しては、恋愛も婚活も、基本的には同じです。
しかし、婚活には自分が選んだ相手と添い遂げる覚悟があるのかどうかを求められること。またもうひとつには、恋愛と婚活では、それをうまく進展させるためのテクニックにも違いがあることです。今回は、婚活には不向きな「恋愛テク」についてお話しします。
1.自分をよく見せようと振る舞う
婚活中に自分の希望や条件以上の相手と知り合った場合、その人を逃すまいと精いっぱいの背伸びをしてまで交際を続けようとする人がいます。
たとえ、婚活に対するモチベーションが上がる相手であっても、無理をして自分の身の丈以上に振る舞うことは止めるべきです。無理をしてよく見せようと振る舞っていると、必ずどこかにほころびが生じます。
ほころびが露呈することで、早晩に関係が破綻を迎えるであろうことは想像に難くありません。
2.相手に気を遣い過ぎる
理想とする相手との結婚が射程圏内に入って来ると、肩に力が入ってしまうのは否めません。婚姻届を出すまでに、さらにがっちりと相手を押さえ込もうとして、必要以上に気を遣ったり、尽くし過ぎたりというような傾向が散見できます。