くらし情報『奨学金返済、延滞の恐怖 - 結婚・出産で苦しい返済、何を見直せばいい?』

2015年10月7日 08:30

奨学金返済、延滞の恐怖 - 結婚・出産で苦しい返済、何を見直せばいい?

奨学金返済、延滞の恐怖 - 結婚・出産で苦しい返済、何を見直せばいい?
大学に進学している学生の約半分が受給している奨学金。大学卒業後、就業してからも返済している人が多いのではないでしょうか。ご自身のライフプランに合わせ、奨学金を返済していくことが重要なポイント。今一度奨学金について見直してみましょう。

○独身時代は問題なくても……

日本学生支援機構の「学生生活費調査(平成24年度)」によると、大学(4年生昼間部)に進学している学生のうち52.5%の人が何らかの奨学金を受給しています。奨学金の種類や額にもよりますが、奨学金の返済は、開始から終了するまで12年から20年という長期間続く支出。読者の皆さんの中にも、現在奨学金を返済しているという人も多いでしょう。

例えば、大学4年間にわたり月額5万円を利息付の第二種奨学金で貸与を受けていたとします。
利息は「利率固定方式」と「利率見直し方式」のうち申し込み時に選択した一方で計算されますが、利率固定方式を選択した場合、貸与終了時に決定された利率が返還が終了するまで適用されます。現在の固定方式の年利率は0.69%と低めですが、現在返済中という方の中には1.5~1.9%の利率が適用されている人もいるでしょう。総額240万円の貸与を受けた場合、返済期間は15年間となり、毎月約15,000円の返済義務が課されているでしょう。

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