2015年10月7日 10:27
ラック、ビーコンでオフライン・プロモーションを可能にする「ポトフ」
ラックは10月6日、ビーコン(BLE:Bluetooth Low Energy)技術を用いてオフライン・プロモーションを可能とするソリューション基盤 「ポトフ」 (POTF: Plural Options of Transfer Facility、情報伝達機能を提供する複数の手段)を開発し、第1弾となるシステムを提供したと発表した。
同基盤は、教育施設やアミューズメント施設、商業施設などにおいて、位置情報と連動して関連した情報を提供することにより、来場者の満足度の向上や購買行動の促進を実現し、施設の利用状況の分析などを可能にするというオフライン・プロモーションのソリューション基盤。
同基盤の利用により、スマートフォンで動作するアプリケーションの開発はコンテンツの素材を準備するだけで容易に制作できるといい、ビーコン発信機の設定と設置は関連ノウハウと経験があれば設置・調整とも短期間に可能とのこと。同基盤により、オフライン・プロモーション・ソリューションを開発する際の開発コストの低減、短納期の実現、品質の確保が可能になったと同社はいう。
同基盤で実現したシステムでは、ビーコン受信機を持つ利用者の行動を情報として収集・蓄積しているとのこと。