2015年10月9日 20:26
今年のCEATECはロボットが盛りだくさん、ロボット電話などの注目製品も
●CEATECを彩ったロボットたち
ロボットブームと呼ばれる中で開催された今年のCEATECでは、ロボット電話「RoBoHoN」(ロボホン)や、洗濯物折り畳みロボット「laundroid」(ランドロイド)など、非常にユニークなロボット製品の発表が相次いだ。本レポートでは、CEATECで見つけたロボット関連の話題について紹介する。
○新型になったチアリーディング部
まずはCEATECの定番といえる村田製作所のブース。同社は昨年、「ムラタセイサク君」「ムラタセイコちゃん」に続く第3世代のデモロボットとして「村田製作所チアリーディング部」をデビューさせているが、今年も引き続き、このチアリーディング部10体のロボットによるステージショーを行っていた。
チアリーディング部は、身長36cm、体重1.5kgの玉乗りロボットである。今年のロボット、外観は昨年と同じように見えるが、信頼性を向上させるために、ハードウェアは新設計で作り直したという。これにより、旧型では移動速度が最大20cm/sに抑えられていたところ、新型では25cm/sまで出せるようになった。
昨年は転倒するシーンもたびたびあったが、改良した新型では転倒が少なくなったという。