映画『聖地X』(11月19日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、岡田将生、川口春奈、緒形直人、入江悠監督が登場した。
同作は前川知大が主催する劇団・イキウメの人気舞台の実写化作で、韓国映画界と入江悠監督がタッグを組みオール韓国ロケで臨んだ。夫との生活に嫌気がさし、離婚を決意した東要(川口春奈)は日本を飛び出し、兄の輝夫(岡田将生)が住む韓国の別荘へと足を向けた。輝夫は突然妹が来たことに驚きつつ共に韓国で過ごすことになるが、それは悪夢の幕明けだった。2人は知らず知らずのうちに、そこに入った者は精神を病み常軌を逸して奇妙な死を遂げていく「聖地X」に足を踏み入れていた。
兄妹役となった2人だが、岡田は川口について「嘘がない人。すごく正直な方で、一緒に仕事をしていてすごく気持ちいい。こっちもダメダメなお兄ちゃんを演じているんですけど、ちょっと姿勢を正さないとダメというくらい、現場でも僕を強く叱ってくれる」と表し、驚く川口に「(役の)妹として!」と弁解していた。
役柄としては岡田を叱っていた川口だが、岡田について「撮影中は私のくだらない話をうんうんと聞いてくださって、とってもいいお兄ちゃんでした」