くらし情報『「UR×IKEA」のみさと団地、高齢者に優しい住宅も導入して多世代の交流を』

2015年10月21日 18:43

「UR×IKEA」のみさと団地、高齢者に優しい住宅も導入して多世代の交流を

「UR×IKEA」のみさと団地、高齢者に優しい住宅も導入して多世代の交流を
UR都市機構は10月20日、「URが目指すミクストコミュニティ形成のモデル的取組みの開始」に関する説明会・内覧会を埼玉県三郷市のみさと団地で開催した。説明会では、同機構が高齢者に優しい団地づくりを目指し整備を進めている「地域医療福祉拠点」について報告があったほか、みさと団地の取り組みが紹介された。

○高齢者に優しい「地域医療福祉拠点」

「地域医療福祉拠点」とは、高齢者向きの居住空間や福祉サービスの整備などを通して、最期まで住み続けることができる環境を整えた団地のこと。若者や子育て世帯との交流も持てるような地域づくりを目指し現在全国の23団地で取り組みが始まっていて平成32年度までに100団地での拠点形成を目標としている 。

背景には団地の高齢化がある。同機構の賃貸住宅では高齢者(65歳以上)のいる世帯が約39%、平均世帯主年齢が56.8歳となっていて、いずれも全国平均を上回っているのだ。

説明にあたった同機構の瀬良智機理事は、「身体活動や社会活動によって高齢者の元気は維持できるといわれている。ハード面の整備だけでなく、イベントの実施などを通じたソフト面の取り組みも進めたい」と語った。

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