2015年10月27日 06:00
1位は2,000万に迫る! 上場企業年収ランキング100
●マスメディアや商社、金融が上位に、変わらぬ顔ぶれ
○6割超の企業が新卒初任給を引き上げ
経団連と東京経営者協会が10月に発表した「新規学卒者決定初任給調査」によると、この調査に回答した488社(有効回答率 : 25.6%)のうち、約6割の企業が2015年の新卒初任給を引き上げた。リーマン・ショック後、2010年から2013年の間は引き上げたと回答した企業の割合はいずれも一桁台であったが、円安やアベノミクス効果もあって2014年に42.5%に急回復。2015年はそれを凌ぐ57.9%となった。
では、すでに企業に勤めている社会人は、どれぐらいの年収を得ているのだろうか。マイナビニュースでは、上場企業が公開する有価証券報告書をもとに年収の上位企業100社、および東西日本に本拠を置く企業、それぞれ30社をランキングとしてまとめた。
対象とする企業は国内上場企業約3,600社で、2014年7月期から2015年6月期までの有価証券報告書をもとに算出している。掲載した年収は賞与や基準外賃金を含んだ金額で、単独ベースの数字だ。先に述べると、純粋持株会社のうち社員がいない企業を除外すると、上場企業約3,600社の平均年収は593万円、中央値は575万円であった。