2015年11月4日 07:00
「2015年ヒット商品ベスト30」、1位は「北陸新幹線」
月刊総合情報誌『日経トレンディ』(日経BP社刊)がランク付けした「2015年ヒット商品ベスト30」が3日、都内で発表され、1位に「北陸新幹線」が選ばれた。
1987年の創刊以来、毎年発表している「ヒット商品ベスト30」は、"売れ行き・新規性・影響力"の3要素から独自に評価したもの。1位の「北陸新幹線」は、3月の開業後、半年で482万人の乗車人数を突破して好スタートを切った。様々な観光資源を有するも、首都圏の人々にとって“近くて遠い”存在だった北陸。本州を横断する「北陸新幹線」による観光客が急増している。
「北陸新幹線」を始め、今年のキーワードは"ニッポン再発見"。外国人がメイド・イン・ジャパンを買い求めて爆買いする「インバウンド消費」(3位)、日本の純喫茶を逆輸入した「ブルーボトルコーヒー」(19位)、1,000億円規模が予想される「ふるさと納税&プレミアム付き商品券」(24位)、日本代表が活躍を見せた「ラグビーW杯」(29位)など、日本を再評価したものがランクインしている。
また、「2016年ヒット予測ベスト30」も発表され、1位に「新電力トリプルセット割」が登場。
来年4月からの家庭向け電力販売自由化に伴い、電気や通信料金、ガス、ガソリンなどがセットで割安になると予測。