2015年11月5日 14:57
イスラエル発の広告効果測定ツール AppsFlyer、ついに日本本格参入
スマートフォンアプリ(以下、スマホアプリ)の広告効果測定ツールとして、知る人ぞ知るイスラエルのサービス「AppsFlyer」が、日本で本格的なサービス展開を開始した。10月1日付けでカントリーマネージャーに就任したのは、大坪直哉氏だ。
「2015年8月に入社後、勉強のため日本を離れイスラエルに行っていた期間もありました。そのため、日本で営業活動を始めて1カ月程度ですが、みなさんからの強い期待を感じています。やっと来てくれたか! と言われるほどです」(大坪氏)
○中立的なソリューションであることを強調
AppsFlyerは、スマホアプリを開発・提供する企業向けに、そのダウンロードを促す広告キャンペーンの効果測定・分析を可能にするソリューション。国産の測定・分析ツールも存在するが、大坪氏によると、これらの多くは広告代理店が提供するものだという。
「代理店が提供する故に、キャンペーンに合わせて代理店を使い分けることができません。さらに、接続しているネットワークも多くなく、キャンペーンを展開したい枠に対して出稿できないことや、枠に対して希望の代理店に依頼できないというような課題があります」