2015年11月6日 20:05
「Tizen」が第4のモバイルOSへと躍進? - Strategy Analyticsがレポート
すでに下火になった感もあるものの、第3・第4のモバイルOSを巡る攻防に変化が起きつつあるかもしれない。スマートフォン等に搭載されるモバイルOSの世界において、GoogleのAndroidとAppleのiOSが圧倒的なシェアを誇っていることに異論はないが、そこから大きく引き離された形で第3位にMicrosoftのWindows (Phone)が位置している。一方で第4位のポジションには、以前までスマートフォン世界の覇者だったBlackBerryではなく、SamsungのTizenが踊り出たのではないかという分析レポートが出て話題になっている。
同件はWall Street JournalがStrategy Analyticsの最新レポートを引用する形で報じている。詳細の数字はStrategy Analyticsが発行するレポートで確認可能だ。それによれば、2015年第3四半期(7~9月期)のデータにおいて、Tizen搭載端末の出荷台数が100万台に達しており、0.3%の市場シェアを確保してモバイルOS第4位のポジションを獲得した可能性が指摘されている。一方で、これまで第4位に位置していたBlackBerryは0.2%のシェアに低下し、MozillaのFirefox OSは0.0%のシェアとなっている。