くらし情報『日本の下町はあたたかい - 都内で焼肉店を経営するバングラデシュ人の働き方』

2015年11月10日 07:00

日本の下町はあたたかい - 都内で焼肉店を経営するバングラデシュ人の働き方

■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?

食材の原価。もうね、毎年上がりっぱなし。当店ではオープン当初から厳正した和牛を備長炭で焼くというスタイルにこだわっているのですが、店を始めたときに比べて、価格が7倍近くなっている肉の部位もあります。本当に大変ですよ。いつかは、自分の養牛場や畑を持ち、食材からトータルで提供できたらいいですね。

●ご近所さんの言葉
■日本人のイメージは? あるいは理解しがたいところなどありますか?

堀切という下町に越してきたとき、ご近所さんに「家に鍵かけなくていいよ。ゴミ出してあげるから」って言われたんです。そのときは驚くというより、逆に私の田舎と同じだなあと思って、ほっとしました。
私の生まれ育った村は、お米がなくなれば近所に借りに行くようなところ。日本全体もそうですが、とくに下町は助け合い精神が強いですよね。私は外国から来たということもあって、余計に厚く見守ってもらってきたと思います。

■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何ですか?

安倍政権が安全保障関連法を成立させたことです。個人的には一度国民に是非を問うために選挙をしてもよかったのではないかなと思いました。

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