くらし情報『私たちは、"お母さん"を背負って生きている!? - 劇作家・ペヤンヌマキさん』

2015年11月19日 17:45

私たちは、"お母さん"を背負って生きている!? - 劇作家・ペヤンヌマキさん

私たちは、"お母さん"を背負って生きている!? - 劇作家・ペヤンヌマキさん
カラオケスナック、清掃会社の休憩室、AVの撮影現場……。女性ばかりが集まる場所を舞台に、女同士の醜くも可笑しい生態や人間関係を細やかに描き出し、高い評価を受けている演劇ユニット「ブス会*」。

毎回、脚本と演出を手がけるペヤンヌマキさんが、最新作のテーマに選んだのは、「母親」そして「姉妹」という血縁関係でした。11月19日から始まる第6回ブス会*『お母さんが一緒』の構想をはじめ、血のつながった関係ならではの業や、親子関係が恋愛・結婚に与える影響などをお伺いしました。

○家族といるときの自分が一番みにくい

――今回の新作舞台『お母さんが一緒』は、ペヤンヌさんが初めて「家族」をテーマに描いた作品だそうですが、どんなストーリーになるんですか?

37歳、35歳、29歳と年の離れた三姉妹が、母親に親孝行をしようと温泉旅行に連れて行くのですが、そこで母親や、自分以外の姉や妹に対する複雑な思いが徐々にあらわになって……という話です。

お母さん自体は温泉旅館の隣の部屋にいるという設定で、実際には登場しません。三姉妹の口から、それぞれ違う"母親像"が語られるという、いわば『薮の中』スタイルですね(笑)。

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