2015年11月24日 12:10
カシオの新型アウトドアカメラ「EXILIM EX-FR100」で遊んできた
●分離合体・防水防塵「FR」が進化した
カシオ計算機は19日、カメラ部とコントローラー(液晶モニタ)部を切り離せるデジタルカメラ「Outdoor Recorder EX-FR100」(以下、FR100)を発表した。12月11日から発売し、推定市場価格は60,000円前後(税込)の見込み。FR100は、2015年9月に発売されたEX-FR10の上位に当たり、超広角16mmレンズを採用したほか、様々な機能向上が図られている。ここでは製品体験イベントの模様をお伝えしよう。
○新しい市場を創出する
体験会の冒頭、カシオ計算機 執行役員 QV事業部の中山仁氏が簡単にスピーチした。高画質なカメラを搭載したスマートフォンの普及により、デジタルカメラの市場規模は縮小傾向が続く。そこでカシオでは、新しい需要を掘り起こす製品の開発に取り組んでいる。「デジタルカメラの需要は落ちているが、スマートフォンで撮影する機会が増えたことで、画像、映像に接する機会は拡大している。
新しいものを提供すれば、従来のデジタルカメラとは違う市場が築けるのではないか」(中山氏)。
事業部の名前として現在も残る「QV」とは、1995年に発売した液晶付きデジタルカメラ「QV-10」