2015年12月1日 07:00
日本での経験を活かして実家のプールを改装 - ペルー人経営者の働き方
●2カ月しか営業していなかったプール
世界遺産リマ旧市街の北に位置するサン・フアン・デ・ルリガンチョ(SJL)区で、家族とともに温水プールやスイミングスクールなどを経営するマリオ・ネルソン・ビジャルバ・ガジェゴさん(39歳)。「人が好き、外国人と話すのが好き」という彼は、外国人との会話を楽しむ目的で英語や日本語を学んだり、観光客の多い旧市街のレストランで働いたこともあるとか。その後日本に渡り、日本人の奥様であるナツキさんに出会いました。「日本での思い出はいいことばかり」というマリオさんは今、日本での経験を活かしながら仕事に励んでいます。
■これまでのキャリアの経緯を教えてください。
リマで工業機械の整備技術を学んだ後、25歳の時に愛知県にある自動車関連の工場に就職しました。周りはブラジル人ばかりでペルー人は少なかったけど、みんないい奴ばかりでしたよ。毎日残業はあったけど、ちゃんと残業代ももらえたし、休暇もくれました。
だから、1年に1回は両親の顔を見にリマに帰っていました。
仕事でのストレス発散は、何といっても終業後にブラジル人やペルー人など仕事仲間とやるサッカー! 給料日には友達と飲みに行ったり、東京へ遊びに行ったりしました。