くらし情報『アレルギー性鼻炎は自分で治す時代へ! 最新治療の舌下免疫療法の効果とは』

2015年12月3日 09:00

アレルギー性鼻炎は自分で治す時代へ! 最新治療の舌下免疫療法の効果とは

アレルギー性鼻炎は自分で治す時代へ! 最新治療の舌下免疫療法の効果とは
シオノギ製薬はこのほど、東京都内にて「患者さまのQOL向上をサポートするアレルギー性鼻炎治療 ~世界初、舌下錠タイプのダニアレルゲン免疫療法薬~」と題したセミナーを開催。千葉大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学の岡本美孝教授が登壇し、アレルギー性鼻炎やその最新の研究法などについて講演した。

○国民の4割がアレルギー性鼻炎に悩む

アレルギー性鼻炎は「発作反復性のくしゃみ」「水性の鼻水」などを特徴とする。日本国民の4割がアレルギー性鼻炎に悩まされているとも言われているが、近年増加しているのは「季節性アレルギー性鼻炎」、いわゆる花粉症だ。

一方で、年間を通して症状に悩まされる「通年性アレルギー性鼻炎」もあり、子どもに患者が多い。その主な原因(アレルゲン)に関し、岡本教授は「9割、あるいはそれ以上がダニが原因とされていますが、そのほかにはカビや昆虫の死骸もアレルギー性鼻炎を起こすと言われています」と話す。

全国の耳鼻科医とその家族を対象にした調査によって、0~4歳ですでに通年性アレルギー性鼻炎の有病率が4%となり、5~9歳では2割を超えることがわかっている。10代と20代では3人に1人以上が症状に悩んでいることも明らかになっており、しかもこの有病率は増加しているという。

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