2015年12月8日 08:51
Soup Stock Tokyo創業者が語る、起業を成功に導く4行詩
リクルートライフスタイルが11月に主催したイベント「Airレジカンファレンス 2015」では、「未来の店舗経営を考える ~ 自分らしいお店を作るには?」と題したパネルディスカッションが行われた。
同セッションには、リクルートライフスタイルにて業務支援プロダクトを統括するスモールビジネスソリューション ユニット長の大宮英紀氏と、人気飲食チェーン「Soup Stock Tokyo」を運営するスマイルズ代表の遠山正道氏が登壇。生活者の消費行動の変化に対応するため「店舗運営に必要なもの」について意見が交わされた。
○Soup Stock Tokyoの商品作りに、マーケティングは必要ない
遠山氏がまず語ったのは、飲食ビジネスへの強い思いだ。「重要なのは、商品となる"さまざまな料理"を生み出すクリエイティビティに対し得られる共感であり、そこにマーケティングは必要ない」というのが彼の持論だ。
「アーティストが絵を描くために、世の中にアンケートを取ることなんてないですよね。飲食業も『自分たちが実現したい商品=料理』を生み出して世の中に提案することだと思います。そこでは、個人の感性やモノづくりに対する情熱・理念が重要なキーワードになってきます。