くらし情報『増える高齢出産、教育費と老後資金の準備期間が重複することを忘れずに』

2015年12月11日 14:11

増える高齢出産、教育費と老後資金の準備期間が重複することを忘れずに

増える高齢出産、教育費と老後資金の準備期間が重複することを忘れずに
社会で活躍する女性が増え、また医療技術の進歩もあって、第1子出産時の母親の平均年齢は上昇傾向にあります。平成26年のデータでは30.6歳となり、30歳を突破しています。そんな中、35歳以上で出産をする高齢出産も普通のことになりつつあります。子どもを出産することは社会的にも家庭的にも喜ばしいことですが、高年齢での出産は「家計的」には対策も必要。家計の中の3大支出のうち、「教育費」と「老後資金」を準備する期間が重なることは無視できません。

○35歳以上での第1子出産数は前年より増加

厚生労働省の統計「人口動態統計(平成26年)」で母親の年齢・出生順位別の出生数を見てみると、平成26年に母親が34歳以下で第1子をうんだ数は前年より減少。対して、母親が35歳以上で第1子を出産した数は前年よりも上回っています。

当たり前のことですが、時の流れは抑制することも調整することもできません。
例えば38歳で出産したら、子どもが大学進学する時期に自分は56歳、子どもの大学卒業と定年が同時期ということに。子どもがさらなる進学を望むなら、自分のリタイア後も子どもはそのまま学生ということはありえる話です。

子ども1人当たりの平均教育費はざっくり1,000万円。

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