2015年12月12日 11:00
搭載予定製品は70以上に - Qualcommが次世代SoC「Snapdragon 820」をアジアで披露
Qualcommは、中国・北京において次世代ハイエンドSoC「Snapdragon 820」に関するイベントを開催した。11月に米ニューヨークで開催されたイベントと同じく、最新のSnapdragon 820に関する機能を解説するためのイベントで、アジア向けのイベントという位置づけとなっていた。
米QualcommでMarketing部門シニアバイスプレジデントを務めるTim McDonough氏は、2015年から2019年にかけて、8億5,000万台以上のスマートフォンが出荷され、その間の伸び率は53%に達するとの見込みで、今後もスマートフォン市場が拡大すると予測。Qualcommは1985年から30年間、通信向けの製品を開発し続けており、そのノウハウと技術をアピールする。
そのQualcommのチップセットを採用するメーカーは多い。スマートフォンを中心にSnapdragonのMSMチップを採用した製品は15年で9億3,200万台出荷されたという。それに続く次世代製品となるSnapdragon 820は、現時点で70以上の製品での採用が決まっている。11月にニューヨークでの発表の際には「60以上」