2015年12月24日 18:41
AQUOS向けの省スペースシアターシステム、シャープ「HT-SP100」説明会
シャープが12月3日に発売したサイドバーシアターシステム「HT-SP100」は、AQUOS向けの2.1chシアターシステムだ。現在主流のバースピーカータイプとは異なり、フロントスピーカーをテレビの左右に取り付けるスタイルとなっている。既発売の製品だが、先日プレス向けの説明会が行われたので、ポイントを絞って紹介したい。
HT-SP100のフロントスピーカーは、液晶テレビ背面の壁掛け金具用の穴に取り付ける。そのため、AQUOSのみに対応しているというわけではなく、多くのテレビで利用可能であるという(40V型~70V型)。また、取り付け穴はテレビのほぼ中央にあるため、画面と音の方向が一致するというメリットもある。
そのほかの特徴としては、テレビのスピーカーを同時に使用して3.1chシステムを構築できることが一つ、そしてもうひとつ、アイレックスの技術協力によりハイレゾサウンドに対応したことがある。
○テレビをセンタースピーカーとする3.1chシステム
HT-SP100は2.1chのシステムだが、テレビのスピーカーを使用することで、3.1chシステムとして利用できる。
薄型テレビのスピーカーは力不足と考えられがちだが、人の声の帯域をクリアに再生するように作られているため、センタースピーカーとしての利用価値はある。