2016年1月14日 09:33
多様化するウェアラブル端末 - メガネから肌着まで、ウェアラブルEXPOで発見したモノ
●メガネのかけ心地にこだわって
ウェアラブル端末は果たして普及していくのだろうか。普及していくとしたらどのようなスタイルが主流になるのだろうか。現在、そしてこれからのウェアラブル端末に触れられるイベント「ウェアラブルEXPO」が、1月13日から東京ビッグサイトで開催されている。そのなかから注目のプロダクツを紹介していこう。
○メガネ専門の企業だから作れるデバイスを
ウェアラブル端末というと、腕時計型に次いで、Google GlassやMOVERIOのようなメガネ型の端末をイメージする人が多いのではないだろうか。今回のウェアラブルEXPOでもメガネ型の端末を出展しているブースは多い。そのなかでも注目を集めているのが、メガネスーパーの「b.g.」だ。
b.g.は、通常のメガネに装着して使うタイプのウェアラブル端末。
実際の風景とb.g.が表示する映像とを組み合わせ、さまざまな分野への応用を目指す。
これまでのメガネ型ウェアラブル端末は、メガネというスタイルを利用してはいるものの、メガネを手がけた経験のない(あるいは少ない)メーカーによって開発されていることが多かった。メガネスーパーは、長年にわたってメガネに関わってきた経験とノウハウを持っており、メガネとしてのかけ心地や見え方をb.g.でも重視している。