くらし情報『2015年の「金地金」、平均価格は前年比で約220円上回るも販売量は増加傾向』

2016年1月20日 12:13

2015年の「金地金」、平均価格は前年比で約220円上回るも販売量は増加傾向

2015年の「金地金」、平均価格は前年比で約220円上回るも販売量は増加傾向
田中貴金属工業は20日、2015年の年間での資産用金地金の販売量と買取量を発表した。

(※本文中の金価格は、すべて田中貴金属工業が公表している税抜き小売価格)

○金地金、米利上げの影響で国内価格が下落基調・下期の販売量は増加傾向に

田中貴金属工業によると、金地金においては、2015年1年間における国内平均価格は4,564円/gで、2014年の年間平均価格4,340円/gを約220円上回った。

2015年の金の国内価格は、1月15日にスイス国立銀行が対ユーロ為替上限撤廃を発表すると金融市場混乱の警戒感から、安全資産である金に注目が集まり、1月23日には2015年の最高値となる4,985円/gをつけた。

2月以降は米国のドル高傾向や世界的な株高により、金価格は緩やかな下落基調で進んだが、7月に入ると金価格を下支えしていたギリシャ債務問題に対し、ユーロ圏首脳会議で支援が合意されると、2010年3月以来5年ぶりに国際価格が1トロイオンス1100ドルを割り込み、国内価格も4,384円/gまで値を下げた。

10月に入ると中東情勢の緊迫化によるリスク回避が影響し、金価格は一時4,567円/gまで回復したが、米連邦準備理事会(FRB)

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