2016年1月28日 19:59
エプソン、マラソンタイムを予測できる腕時計型の「WristableGPS」
エプソンは1月28日、GPSを搭載したスポーツギア「WristableGPS(リスタブルジーピーエス)」シリーズの新製品「SF-850PB」と「SF-850PW」を発表した。ランニング時の心肺機能を測る目安となる、VO2Max(最大酸素摂取量)の推定計測機能を新たに搭載。発売は2月10日で、推定市場価格(税別)は共に3万円台後半。
WristableGPSは高精度なGPS機能を搭載し、走行距離や走行ペース、脈拍などを計測、記録、保存、検証できるリスト型のランニングサポートツール。SF-850PBとSF-850PWは、従来の高精度なGPS機能や脈拍センサーにVO2Max推定計測機能を追加した。
VO2Max(最大酸素摂取量)とは、体重1kgあたり1分間に体内へ取り込める最大酸素量のことであり、VO2Maxの値が大きいほど運動中により多くの酸素を体内へ取り込める。VO2Maxを計測するにはこれまで専用の計測装置やトレッドミル(ランニングマシン)などが必要だったが、SF-850PBとSF-850PWの場合は手首に装着することでVO2Maxの推定値を計測可能だ。フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5kmの4つを想定したマラソンタイム予測機能を備える。