くらし情報『国がんとPMDA、レギュラトリーサイエンスの振興に向け包括的連携協定を締結』

2016年2月2日 18:14

国がんとPMDA、レギュラトリーサイエンスの振興に向け包括的連携協定を締結

国がんとPMDA、レギュラトリーサイエンスの振興に向け包括的連携協定を締結
国立がん研究センター(国がん)と医薬品医療機器総合機構(PMDA)は2月2日、日本のレギュラトリーサイエンスの振興に資することを目的として、同日付で包括的連携協定を締結したことを発表した。

「レギュラトリーサイエンス」とは、根拠に基づく的確な予測、評価、判断を行い、科学技術の成果を人と社会との調和のうえで最も望ましい姿に調整するための科学のことで、平成26年5月30日に制定された健康医療戦略推進法においては、「医療分野の研究開発の成果の実用化に際し、その品質、有効性および安全性を科学的知見に基づき適正かつ迅速に予測、評価および判断することに関する科学の振興」、すなわちレギュラトリーサイエンスの振興を図っていくことが、国の方針として打ち出されている。

PMDAは、「医薬品・医療機器などの審査」「安全対策」「健康被害救済」の三業務を行っており、これまでに、連携大学院協定を19の大学と締結し、PMDA職員を客員教員として派遣することで、レギュラトリーサイエンス教育に貢献してきた。また、革新的医薬品・医療機器・再生医療製品実用化促進事業として、大学・研究機関など24機関と連携。アカデミアから研究者をPMDA職員として受け入れ、医薬品・医療機器などの審査における質向上を図ってきた。

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