くらし情報『富士通、太陽光発電の出力制御実験 - 住宅機器をクラウド制御するHEMS構築』

2016年2月3日 13:05

富士通、太陽光発電の出力制御実験 - 住宅機器をクラウド制御するHEMS構築

富士通、太陽光発電の出力制御実験 - 住宅機器をクラウド制御するHEMS構築
富士通は2月3日、東京電力が経済産業省資源エネルギー庁より採択を受けた「次世代双方向通信出力制御緊急実証事業」の実証実験において、HEMS(Home Energy Management System:住宅エネルギー管理システム)の推奨標準プロトコル「ECHONET Lite」(家電の制御、状態の把握などを目的とした通信規格)と、デマンドレスポンス(電力利用量を変動させて電力需給バランスを一致させること)の標準プロトコル「OpenADR2.0b」(デマンドレスポンスを実現するための情報、通信規格)を連携させ、太陽光発電においてリアルタイムに状況を把握しながら、出力制御可能なHEMSの構築に協力することを発表した。

実証実験は、2015年12月~2016年2月の期間で早稲田大学EMS新宿実証センター、東京電力技術開発センターで実施。

短期間で効率的なHEMSの構築のため富士通の家電やエネルギー機器のネットワーク制御を行うソフトウェア「スマートセンシングプラットフォーム(SSPF)」が提供するプラグイン技術を用いて、複数の異なるプロトコルやメーカー間のインタフェースを標準化し、クラウドから共通のインタフェースで機器を制御するクラウド型HEMSを実現する。

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