くらし情報『米MS、高度な攻撃に対応するWindows 10用の企業向け保護サービス発表』

2016年3月2日 10:02

米MS、高度な攻撃に対応するWindows 10用の企業向け保護サービス発表

米MS、高度な攻撃に対応するWindows 10用の企業向け保護サービス発表
米Microsoftは3月1日(現地時間)、企業向けのセキュリティサービス「Windows Defender Advanced Threat Protection (WDATP)」を発表した。同社によると、防御が整った企業ネットワークにもソーシャルエンジニアリングやゼロデー脆弱性を通じて高度な攻撃が仕掛けられており、そうしたセキュリティ問題の解決に企業は200日以上の時間を要している。WDATPは、Windows 10のセキュリティスタックに攻撃を受けた後の保護層を加える。他の防御機能を潜り抜けた高度な攻撃の検出を支援し、問題を調査するための情報を提供する。

WDATPはWindowsビヘイビオラル・センサ、クラウド・ベースのセキュリティ分析、脅威インテリジェンスを備え、Microsoftのインテリジェントなセキュリティグラフを活用している。セキュリティグラフは、10億台を超えるWindowsデバイスからの情報、インデックス化された2兆5000億のURL、約6億のオンラインルックアップ、100万を超える不審ファイル情報といったビッグデータを基にしたセキュリティ分析を提供し、WDATPは未知の高度な攻撃の変則的な振る舞いを識別して警告する。

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