RCサクセション「上を向いて歩こう」が時代劇主題歌! 阿部サダヲも感動
磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎(阿部)ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。阿部のほか、瑛太、妻夫木聡、松田龍平、竹内結子らも出演する。
主題歌は、故・坂本九氏による名曲を激しいロック調でカバーした楽曲。RCサクセションの活動中はライブの定番曲となっており、演奏の前に、忌野氏はしばしば「日本の有名なロックンロール!」と口にしていた。
阿部は「発表しちゃうんですね。(映画の)最後清志郎さんの声が聴こえてくるとは思っていなかったので感動しました」と明かしながら、「発表しなくていいのに…」といたずらな笑みも浮かべる。
一方、中村義洋監督は「プロデューサーから『どうでしょう?』と提案され、迷わず『イイね!』と答えました」と起用の背景を語る。
その提案をしたプロデューサーの池田史嗣氏は、「まず曲から決めました」と明言。同曲がビルボードで全米1位を獲得した唯一の日本語楽曲であることに触れ、「目の前の問題と向き合いながら、悲しみをこらえ、未来に向かって進んで行く庶民にとってこれ以上の応援歌はありません」との思いに至ったという。
また多くのアーティストが同曲をカバーしているが、その中からRCサクセションのものを選んだことについては、「今回の映画製作の志と完全に共鳴したから」と強調。「"キング・オブ・ロック"忌野清志郎さんは、原曲が持つ単なる歌謡曲に留まらない魅力から『名もなき者が持つ強さ』という、ロックにとって何よりも大切なマインドを感じ取っていた(だからこそ大胆にアレンジしてカバーした)…のかも」と想像を巡らせた。
(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
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