2016年3月24日 08:00
差別化のカギは「優れた顧客体験」 - Adobe Summit 2016が開幕
●今年のテーマは、「Experience Business(顧客体験中心のビジネス)」
米Adobe Systems(以下、Adobe)は3月22日から24日までの3日間(現地時間)、米ネバダ州ラスベガスにおいて、デジタル・マーケティングに焦点を当てたコンファレンス「Adobe Summit 2016」を開催している。
世界約50カ国から1万人を超える企業のマーケティング担当者、広告代理店、メディア企業などが参加する同コンファレンスは、世界最大級のマーケティング・イベントでもある。日本からも前年比53%増となる166名が参加。期間中は418名のスピーカーによる、237のセッションが行われる予定だ。
今年のテーマは、「Experience Business(顧客体験中心のビジネス)」。同社は「顧客のデジタル・エクスペリエンスに対する期待値は、18カ月ごとに倍増する。今や、モバイルアプリで情報を提供するだけでは、顧客は満足しない。魅力的なコンテンツを継続的に提供することが、ビジネスの勝敗を分ける」と主張する。
基調講演に登壇した米Adobeで社長兼CEOを務めるシャンタヌ・ナラヤン(Shantanu Narayen)