2016年3月25日 12:45
FM局がサザエでラジオを作った理由は? - bayfm担当者に聞いてみた
貝殻を耳に当てて波の音を聴く――そんなロマンチックな情景を本気で製品化した「SAZAE RADIO」が、発表から話題を呼んでいます。
これは、千葉県のFMラジオ局「bayfm」が、4月1日より数量限定で抽選発売する製品。千葉県産のサザエの殻にスピーカーや基板を仕込み、ポータブル(?)なラジオにしたというものです。
なぜ、ラジオ局が突然このようなプロダクトを発売するに至ったのか、bayfmの担当者さんに聞いてみました。
――最初に、「FMラジオ局がラジオそのものを作る」というアイデアが生まれたきっかけを教えてください。
東京湾近くに本社があることから「海に関わるものとラジオとの組み合わせで、何か面白いものができないか」という思いから、千葉県の名産である「サザエからラジオが聞こえたら面白いのでは?」というアイデアが生まれました。それが「SAZAE RADIO」開発のきっかけです。
最近の、特に若い世代のライフスタイルでは、ラジオはネットやスマホで聴く、もしくは、カーラジオで聴くことが多く、ラジオそのものを身近に置くことが少ないのではないでしょうか。
家にラジオを置いていないという方も割と普通でしょう。