2016年3月31日 18:00
無責任ヒーロー『デッドプール』予告公開「俺ちゃんは正義の味方じゃねえ」
全米で20世紀FOX映画史上最高のオープニング記録を叩き出した『X-MEN』シリーズのスピンオフ映画『デッドプール』(6月1日公開)の予告編が31日、公開された。
本作は、元特殊部隊員ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)がどのようにして不死の体となり、超絶な戦闘能力を持つに至ったかを描くデッドプール誕生のストーリー。世界や人類のためでなく、自分のためだけに闘うマーベル史上最も無責任で自己中心的なキャラクターのデッドプールは、明るい毒舌家で、軽口をたたきながら次々と敵を倒していく異色のヒーローだ。
予告編は、デッドプールが「後ろ寂しいなぁ、手貸して」とタクシードライバーに話しかけるシーンからスタート。ドライバーから「なぜ、赤いコスチュームを?」と尋ねられると、「クリスマスに悪い子をぶっ殺すためさ」とブラックジョークを披露する。
続けて映し出されるのは、デッドプールになる前のウェイドの姿。「末期ガンだ」と医師から伝えられ、彼女に慰められている最中、「われわれはガンを治し、素晴らしい力も与えよう」と忍び寄る男が登場し、ウィルソンは「ヘタな通販みたいだ。あの最悪な×××みたいだな」