2016年4月1日 07:00
エイプリルフールがネットで盛り上がるのはなぜ? - 企業の「ウソ」請負人に聞いてみた
4月1日はエイプリルフール。いつの頃からか、1年に1度、ウソをついてもネタとして許されるという日となりました。そして、近年はインターネット上にさまざまなウソがあふれるようになってきました。「今年はどんなネタがあるのかな」と探している方も多いのでは?
昨今は企業による大規模なネタも増えてきていますが、こうした流れはどうして起こってきたのでしょうか。
今回は、1998年の創業時から4月1日にネタを仕込み続け、今は自社のみならず企業のエイプリルフール企画も受注している面白法人カヤック代表 柳澤大輔さんに、ネットのお祭りと化したエイプリルフールが企業にまで広がった流れ、そして長年の経験に基づく「ウソをつくコツ」について、お話いただきました。
――エイプリルフールにWebサイトが「ウソ」をつくのはもはや定番となっていますが、御社がはじめてエイプリルフール企画を行ったのはいつですか?
エイプリルフールの細かいウソは創業期(1998年)からついてきていますが、しっかりとチームをつくってコンテンツを発信する体制にしたのは2006年からです。これまでのアーカイブはこちらをご参照ください。
――1990年代~2000年代前半は、個人が運営しているサイトなどが中心になって「ウソ」