くらし情報『ZAZEN BOYS・向井秀徳が地獄と現世に寄せた音とは - 宮藤官九郎監督との"先輩・後輩"関係「部活動を続けたい」』

2016年7月3日 10:00

ZAZEN BOYS・向井秀徳が地獄と現世に寄せた音とは - 宮藤官九郎監督との"先輩・後輩"関係「部活動を続けたい」

ZAZEN BOYS・向井秀徳が地獄と現世に寄せた音とは - 宮藤官九郎監督との"先輩・後輩"関係「部活動を続けたい」

●宮藤監督とは「ウマが合う」
1990年代後半から2000年代前半にかけてオルタナティヴロックバンド・NUMBER GIRLのフロントマンとして活躍し、ささくれだったサウンドや実直な姿勢で後進のアーティストたちに大きな影響を与えた向井秀徳。解散後は、新たにロックバンド・ZAZEN BOYSなどで活動する傍ら、『ディストラクション・ベイビーズ』(公開中)などの映画音楽も担当している。2014年には『スペース☆ダンディ』の音楽制作陣に参加、アニメ業界に進出したことでも話題を呼んだ。

その向井が劇中音楽の多くを務め、宮藤官九郎監督がメガホンを取る映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』が6月より公開している。青春映画の側面を持つ本作だが、もう一つ大きな特徴を挙げるとするならば、それは音楽映画であるということだ。劇中で、地獄に落ちる関大助(神木隆之介)は、転生をかけてキラーK(長瀬智也)がフロントマンを務めるバンド・地獄図に加入。本編では、彼らのパフォーマンスも大きく取り上げられている。とは言え、それも音楽界でスターダムにのし上がるとか、メンバーが一致団結してライブを成功させる様を捉えるといったものではない。

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